カリキュラム3年次

全領域をカバーする本格的な実習がスタート。
問題状況を総合的に解決していく力を養います。

前期には学内の実習室で実践的なシミュレーションを実施。看護対象者の年齢や健康状態などを設定し、その方に合った支援の方法をチームで考察します。後期からは提携医療機関等で全領域を体験する臨地実習がスタート。半年に及ぶ現場での体験は、これまでの学習における点と線がつながり学生の頭の中の霧が晴れ、志望の専門分野を見極める機会にも恵まれるなど、学生の取り組む姿勢が格段に変わるタイミングです。

1年次から詰め込んできた知識が実習を通して整理されていくのが3年次。今まではよく分からなかった知識も実習の現場で「こういうことだったのか!」と実感を伴って理解できるようになります。

各領域の病院にて2週間行う本格的な実習が始まりました。なんでこんなに大変な勉強をしなくてはならないのか、その意味がやっと分かりました。驚いたり、感動したり、悲しくなったり、忙しい毎日を送っています。
本格的な老年実習。担当した高齢者の方と次第に打ち解けるようになって、最後には「これからがんばってね」と応援してもらえたことが忘れられません。
PICK
UP

半年で6つの専門領域の現場で学びます。

成人・老年・小児・母性・精神・在宅看護学実習

半年間で成人・老年・小児・母性・精神・在宅看護の6つの領域を各2~3週間ずつ実習を通して学びます。5~6人のグループに先生が一人付き、合計6つの病院・施設を体験。専門の先生方の元でさまざまな健康障害を抱える看護対象者の理解や対人関係能力を学び取ります。

関西看護医療大学ならではのオリジナル授業3【看護診断ケア技術】

患者さんとの意思疎通のための「タッチング技術」

看護診断技術を学ぶための本学独自カリキュラムの一つです。医療の現場では患者さんに触れることは日常です。その触れ方を少し変えてみることで、立派なケアに。実習でも患者さんから好評で安全なケア方法を授業で学びます。

現場で使える本格的な看護技術「ママヨガ& ベビーヨガ」

「タッチング技術」同様、本学独自カリキュラムの一つ。現場で使える看護技術を一つでも多く身に付けるための機会を設けています。教える講師陣はこのために資格を取得し授業に臨んでいます。

カリキュラム

基礎分野 専門基礎分野 専門分野
一般教養科目 医学系科目 専門科目 実習科目 発展科目
  • 英語Ⅴ
  • 疫学
  • 在宅看護論Ⅱ(援助論)
  • 公衆衛生看護活動論Ⅱ(対象別公衆衛生看護活動展開論①)
  • 公衆衛生看護活動論Ⅲ(対象別公衆衛生看護活動展開論②)
  • 地域看護診断論
  • 成人看護学Ⅳ(援助方法論)
  • 老年看護学Ⅲ(援助方法論)
  • 小児看護学Ⅲ(援助方法論)
  • 母性看護学Ⅲ(援助方法論)
  • 精神看護学Ⅲ(援助方法論)
  • 在宅看護学実習
  • 成人看護学実習Ⅰ
  • 成人看護学実習Ⅱ
  • 老年看護学実習Ⅱ
  • 小児看護学実習
  • 母性看護学実習
  • 精神看護学実習
  • 看護診断学Ⅱ
  • リスクマネジメント
  • 国際看護学・災害看護学