学生のメッセージ - 東誠侍

東誠侍
1年生(2024年時点) 東京農業大学第一高等学校出身

自分が好きなことで、人の役に立ちたい。

どうして看護師を目指そうと思ったのですか?

「国家資格が取れて、自分が興味が持てるものって何だろうと考えているなかで、人が好きで、人の役に立ちたいという思いがあり、看護師にたどり着きました。日本の現状と未来を考えてみても、看護師自体が足りていないし、男手ももっと必要なのではないかなと思ったのも理由の一つです」

実家は東京だと聞きましたが、どうしてこの大学にしたのですか?

「母親が淡路島出身で、淡路島にいる親戚から評判のいい看護大学が淡路島にもあると聞き、この大学を知りました。学生と先生の距離が近いこと、自分が目指しているその道のプロである教授たちが身近に存在していて、聞きたいときにすぐ話が聞ける環境で過ごせるのは貴重な体験になるのではないかと思い、選びました。あと、もともと大都市より自然が好きだったことや、都会でも田舎でもない淡路島という環境は初めての一人暮らしにもいいのではないかなと思ったことも、この大学を選んだ理由です。今は淡路島内に下宿をしてそこから通学しています」

実際に入学してみてどうですか?

「1年生の前期はこの生活に慣れるのに精一杯でした。後期になって専門的な授業も徐々に増え始めて、想像はしていたけれど、本当に看護の勉強は忙しいし大変です。他大学で他学部の友人たちとはやはりかなり違いを感じています。『しっかり勉強しないと!』と、気が引き締まりました。同時に、後期になってこの大学の先生たちが学生に対して熱心で親身になってくれていることの重要性が身に染みています」

淡路島での生活はどうですか?

「放課後に友達と教室で勉強したり、課題が多いときは家に集まって皆で勉強したりと、楽しくやっています。少人数制なので、高校の延長のような感じがあって、同級生ともすごく仲がいいです。
あと、淡路島での人間関係は東京より人情を感じる瞬間が多くて心地良いです。ご近所の方々やよく行く飲食店の方々も親戚みたいに接してくれて、ほっこりします。

休みの日には、友人と車で神戸・大阪や四国などにドライブもできるし、地元から離れたことで、地元の友人が淡路島に遊びに来てくれたり、東京に帰ると普段会えない分、時間を作って会いに来てくれる人が増えたりと、下宿生活になってからの方が地元の友人とも関係が深くなりました」

実習にも参加して、この1年でよりリアルに看護師という職に触れたと思うのですが、今はどのような心境ですか?
「本格的な学びが始まって、不安や迷いが生じた瞬間もありました。でも、やっぱり『看護師になる道を選んでよかった』と思っています。並行して保健師も目指したいです。海外での看護師経験もしてみたいですし、若いうちは身を粉にしてこの仕事に打ち込みたい。そのために、これからも頑張って学んでいきたいと思います」