
一人で悩むことの方が難しい。ここは、そんな場所です。
小学生の時にドラマの影響で「病院で働きたい」と思うようになり、
中学校の職業体験の授業で病院を選びました。
理学療法士と看護師で悩み、需要が多そうな看護師に決めたのが高校2年生のこと。
のんびりとした環境で勉強したいなと思い、この大学に決めました。
コロナ禍のオンライン授業は確かに味気ないですが、通学の時間と体力を勉強に回せることにメリットを感じています。
分からないことがあったら、メールしておけば次の講義で答えてもらえたり、登校日に直接まとめて聞いたり。
授業後すぐは友だち同士で「あれ、分かった?」とLINEでのやりとりが飛び交っています。
学生の人数が少ない分、横のつながりが強いので、勉強もめちゃくちゃ助け合っています。
そもそも、先生との距離が近くて、一人で悩みを抱えることがありません。
「チューター制度」があって、一人ひとりに担当の先生が付き、面談もあります。
廊下ですれ違ったら普通に話すような関係で、相談にも乗ってくれる。
チューター制度が終わった後も、会えば気軽に話します。
他大学に行った友達に話すと驚かれますね。
看護の授業は1回では理解しきれないものだらけ。
勉強に行き詰まった時に支えてくれる先生がいるのはとても大きいです。
3年生では本格的な実習があり、ハードな半年を過ごしました。
現場での経験は精神的にもきつかったです。
初日は「この仕事、本当に耐えられるのかな?」と不安になりました。
人の命を預かる仕事の難しさ、責任の重さ。携わる人たちは真剣そのもの。
身をもってそれらを知り、覚悟とやる気も持って帰ってきました。
看護師は本当に大変な仕事だと感じていますが、知識と技術を身に付け、経験を積めば、
やりがいがあるだろうと確信しています。
最終日に、実際に担当した患者さんやサポートしてくれた看護師さんからもらった
嬉しい言葉の数々が忘れられません。