
三星涼太朗
2年生(2020年時点)
淡路島という環境が、勉強を後押ししてくれた。
この大学を選んだ決め手は、何と言っても国家試験合格率の高さです。
4年間勉強するということは同じなのに、合格率に差がある事実は自分にとって重要でした。
やるからには必ず合格してその道に入りたいと思ったので、勉強に集中できそうなこの大学を選びました。
期待通り、いい意味で都会に比べて遊ぶ場所が少なく、規則正しい生活が送れています。
疲れた時も淡路島の自然が癒してくれるので、勉強に対する集中力が途切れません。
この大学の学生は皆感じていると思いますが、先生との距離の近さにもかなり助けられています。
授業の時間だけでは理解しきれないことも多いので、教授室によく質問に行きますね。
この環境がなかったら相当遠回りしていたと思います。
他の看護大学と比べて男子学生が多いのも心強いです。
実家から通っている友人も、週末は下宿組の家に泊まって遊んだり、勉強したりして、横のつながりにも支えられています。
正直、1年生のときはそこまで感じていなかったのですが、2年生になって、地元から離れて良かったと痛感しています。
3年目からはいきなり勉強の量も深さも増します。後期は気が狂いそうになるくらいです。
自分の場合は、島外だったら誘惑に打ち勝つのは難しく、前に進むのを諦めてしまったかもしれません。
この逃げたくなるような試練の時期に、勉強に集中できるこの環境にいられたことは、本当に有難かったです。
病院での実習が始まり、この仕事の大変さを実感する日々が始まっています。
この大学の国家試験の合格率は決して魔法ではありません。
その実績なりに勉強は大変ですし、若者に刺激的な魅力は島には少ないのも事実です。
でも、4年間をしっかり乗り切って、プロ意識の高い看護師になりたいと思う人には、心からおすすめします。