看護師になりたい、最初にそう思ったのは中学2年生の時でした。
部活で怪我をして手術と入院をすることになった私を支えてくれた担当看護師さんの影響です。
笑顔でたくさん話してくれて、手術も入院生活も怖くなくなり、こんな仕事をしたいと考えるようになりました。

高校生になって、学校のカリキュラムで看護体験があり参加したところ、
あまりの現場の厳しさに看護師志望の想いは打ち砕かれることに……。

ところが、高校2年生でまた入院した時、今度は看護師さんだけでなく、
実習中の看護学生の人にも話を聞くことができて、想いは再燃。
「やっぱり、看護師を目指そう！」と決めました。

そうは言うものの、看護師に国家試験は付きもの。
私は勉強は苦手で、理系はまったくダメ。

その点については不安を抱えたまま、いろいろな大学のオープンキャンパスに足を運びました。
その中からこの大学を選んだのは、看護大学の方が同じ夢を持った仲間がいて、しっかり頑張れる気がしたのと、
学生と先生の距離が近くて仲が良いのが目に見えて分かったからです。
「ここなら頑張れる」、そんな気がして志望校に決めました。

入学して1年が過ぎようとしていますが、予想通り、勉強が難しくて大変です。
コロナ禍で友達に会えないこともあり、通学日に仲良しグループで集まっていた時に、
しんどすぎて皆で泣いたこともあります（笑）。

でもその中に一人、頭がいい子がいて、難しい内容を分かりやすくまとめたノートを見せてくれたり、
分からないことがあったら聞いたりして、みんなで乗り越えています。

今の夢は、小児科の看護師になること。
自分がそうだったように、こどもにとって病院って不安を感じる場所だと思うんです。
来た人たちに安心感を与えたい。どんなに疲れていても笑顔で明るく頑張れる、
そんな看護師になれるよう、ここからもっともっとがんばっていきたいと思います。